【勝利の女神のウィンクを求めて】

クラブ日記

いよいよ公式戦シーズンが始まり、男女ともにジュニアウィンターカップ予選がスタートしました。

男子は1回戦を突破し、Term2進出をかけた2回戦を明日に控えています。

女子も1回戦を快勝しましたが、2回戦目で惜しくも敗退しました。

敗退した相手チームは直近の練習試合で大敗も大敗したチームだったんですが、見事なロケットスタートをかまして1Qを相手より上回る点差で試合を進めれたのは、みんなの自信に繋がるきっかけになったんじゃないかと思います。

格上相手にやってきた練習の成果を発揮して、チームで表現できたのは1人1人の成長の賜物です。

11月のクラブ選手権は、自分たちのバスケを表現するプラスさらに勝ちに拘って試合までの取り組み方を意識すること、今回の1Qのような流れを少しでも長く、流れが悪くなってももう1度自分たちの流れを引き寄せる力をみんなでつけていこうと考えています。

みんなは、やればできることはわかっているので自分たちを信じてやり続けることができるかがキーポイントです。

さて、本題で僕が公式戦で意識していることについてお話しします。

これは練習試合ではなく、公式戦で意識していることです。

僕が1番意識してるのは1%でも勝つ確率を上げるということです。

しかもみんなが成長しながら。

ただ勝てばいいってことじゃなく、勝つことと成長することを目指す。

汚いことはしたくないしそこは正々堂々ルールに則りながら、尚且つルールの際を攻めながら。

試合に関してリジカーレが始まって一貫して伝えているのは戦う姿勢、立ち振る舞い、リスペクトの部分。

勝っても負けても。

さらに選手に口酸っぱく言ってるのは、戦うのは自分自身であり相手チームだということ。

決して審判とは戦わないこと。

戦う相手を間違わないこと。

もし相手チーム側や審判がうちと違うスタンスや考え方だったとしても、リジカーレとしては何も変わらないということ。

世界大会規模のサッカーのアウェーでファールの笛が鳴らないとか、格闘技の判定で不可解の判定が出たとか、野球の判定でボール球がストライクになっちゃうとかザラにあるわけです。

そこやその人に関してはコントロール不能で、こっちが抗議や文句を言ったとしても笛の基準やスタンスがその試合中に変わるなんてことはほぼないのが現実。

アウェーで笛が鳴らないならその笛に合わせて戦わないといけないし、KOや一本が取れない時点で、判定になる戦い方をしてしまったことに敗因があり、ボール球がストライクになるならその日のそのポイントのボール球はストライクなんです。

その基準で試合を進めるか、判定にならない圧倒的な戦い方をするまでで。

よく選手と一緒に戦うという姿勢で不可解な笛に対して審判にバチバチに言い寄るスタイルの方達もいらっしゃいますが、僕たちのスタンスは違います。

なぜなら審判に勝つために試合をやっているのではなく、試合に勝つために試合をしているからです。

敵を増やすより味方を増やす方がいいということ。

味方につけようとまでは言わないが、自ら試合が不利に進むようなことはしたくないから。

リスペクトがない扱いや誠実さに欠ける雑な扱いをされたとしても、
試合では戦うけど、僕たちはそういうことはしない。

我慢や忍耐力、感情のコントロールが必要。

人生には絶対必要なんじゃないかと思う。

そういうことも伸ばしながら試合を通して逞しく成長してほしい。

僕たちは大切なバスケを誠実に大切に扱いたい!

リジカーレは常にそういうチームでありたい。

応援してくださる声援は選手のパワーになります。

勝利と成長に向けた声援で選手の背中を押していただけたら幸いです!

ここからさらに選手、コーチ、保護者、スポンサー様、応援してくださる皆様と一丸となって進んでいきましょう!

ここだけの話、偉そうにつらつらと語っていますが実際の僕は聖人君主でもなんでもなく笑

心の中にどデカい悪ガキが存在し、誠実さに欠ける行動には声を大にして「おいおいおいおい」と胸ぐらを掴みたくなるし、納得いかない笛なんかには「え寝てますか?」とツッコミに行きたくなる時もごくごくごくたまにはありますが、それを出すか出さないかの話で、小学生や中学生と時間を共有するいち指導者として大人としての矜持で表に出すことはないです。

バスケが好きだからね。